桂林荘公園

(概要)
                                                                            垂
 城内川に架かる濠梁橋を川沿いに沿って上る細い散策道が「歴史の小径」である。途中、
広瀬淡窓が開いた私塾「成宜園」に先立ち門人たちに教えた桂林園跡が公園となって整備
されている。
(文献)
 成宜園から北へ向い、幅数mの城内川に架かる濠梁橋を渡ると港町がある。文政年間、
川を広くし、日田郡内から集められた年貢米を川下の関村蔵所まで28膿の舟で運んでい
たという。
 橋のたもとを起点に川に沿って上る細い散策道が「歴史の小径」となっている。川にえ
さを投げると無数の鯉が群り集ってくる。途中に学聖鹿瀬淡窓が成宜園に先立ち門人たち
に教えた桂林固跡が公園に整備されている。「道うを休めよ…」の詩もここで詠まれた。
起点から上流の日田神社までゆっくり歩いて10分。町の歴史を別の角度で味わえる。


出典
旅なび 日田