舟つなぎ石

(概要)
 大山や日田市郡全域に残る太古の湖水伝承。それによると日田盆地はかつて広大な湖水
であったという。湖面の広さゆえ、神の船をもってしても、時を見なければ渡ることがで
きなかったという。その神の船をつないだといわれる大石が各地に残されている。

(文献)
 蔦揺試に、湖水時代に舟を繋いだ「舟つなぎ石」があるということは「日田の歴史と史
蹟」を始めとする様々な文献に紹介されており、これらの資料に写真を掲載しているもの
はなく、その存在はあくまで伝承の域を出ないものであった。しかし今回偶然にも、地元
の方の案内があって、「舟つなぎ石」を確認することが出来た。
舟っなぎ石
 場所は、山頂の南南西、バス転回場からさらに上の駐車場へ上る道路の、最後の右カー
プのガードレールから、急な斜面を時計回りに約80メートル程の所にある。この地点は、
竹の迫袋山林道の途中の路上からも確認出来る。
 標高で約400メートルから450メートルの地点であり、この高さまで湖水面があっ
たというのは甚だ驚きである。

出典
現地調査