小迫辻原遺跡(日本最古の豪族居館跡)

(概要)
 盆地北部の通称辻原台地で古墳時代前期の二基の環壕居館跡が発見された。これらの遺
構の中からは三C末〜四C初の年代と考えられる土器が出土しており県史跡指定となっ
ている。
(文献)
 日田市小迫町一一九六他
 遺跡は盆地北部の通称辻原台地上に存在する。この台地では昭和五十九年度より九州横
断自動車道建設に伴う発掘調査が行われ、昭和六十二年度に古墳時代前期の二基の環壕居
館跡が発見された。
 一号居館は溝の一辺が四七手元の方形をなし、幅は三手元五○睾ン〜三手元八○享ン、深さ一子元一
○享ン〜一四○享ンの断面逆台形をなしている。環壕内に掘立柱建物一棟が存在する
 二号居館は溝の一辺が三六手元×三七羊bのはぼ方形をなし、環壕の内側に幅五○享ン、深さ
30享ン〜六○享ンの小満が巡っている。
 これらの遺構の中からは土器が出土していて、三C末〜四C初の年代が考えられてい
る。
 現在、二号環壕居館は完全に、一号環壕居館はその約三分の一が残されている。
 平成元年三月三十日 県史跡指定
出典
日田市史